個性のある歌を歌いたい?歌唱分析の活用方法を伝授!
今までは喉を自由にするためのボイストレーニング情報を中心として発信してきましたが、より多くの人にこの情報を届けるために今後はある1曲を題材とした「歌い方がわかる!歌唱分析コーナー」という新しい企画をYoutubeで始めることにしました。
ですが、せっかくその動画を出しても皆さんの身にならなければ意味はありません。そこで、今回はその歌唱分析動画をただ見て終わりにするのではなく、歌唱分析を活かして自分の歌の個性を磨いていく方法を伝えていきます。
この記事を読んだらぜひ、Youtubeの「歌唱分析コーナー」も併せてみてみてくださいね!
1. 歌唱分析とは?
ではまず私が今後発信しようと思っている歌唱分析とはそもそも何なのかについてお伝えします。
普通に曲を聞いているだけでは意外と気付かない人も多いと思いますが、プロのボーカリストというのは実は1曲の中で様々なテクニックや表現を駆使しています。
意識してやっている人もいますし、意識しなくともクセやフィーリングでやっている人もいます。
本人が意識している・いないに関わらず、そのボーカリストがその曲でどのようなテクニックや表現をしているかを細かく分析していくのが、歌唱分析です。
2. 歌唱分析をすることの効果
今後のYoutube動画でボイトレマンが歌唱分析をした結果をみんなに伝えていくわけですが、その動画を見ることにどのような効果があるのでしょうか。
それは、今まで聞こえてこなかったテクニックや表現を聞き分ける耳が育っていくという事です。
例えば、エッジボイスを一瞬歌の中に混ぜるテクニックがありますが、知識のない状態で聞くと意外と聞き逃してしまうことが多々あります。ですが、エッジボイスというテクニックの存在を知り、「ここで使っている」というのがわかると、明確に聞こえるようになってきます。
聞き分けられる耳がないなら、そのテクニックは自分で歌い分けることもできません。聞き分けることのできる耳を育てていきましょう。
3. 歌唱分析を自分の歌に活かす方法
ただし、歌唱分析動画を見て、耳を育てるのだけではまだ自分の歌には活かしきれません。
歌唱分析動画を活かして自分の歌の個性を磨いていくためには、分析動画を参考にしながら、実際のその曲を何度も聞き、徹底的に歌い方のコピー(=真似)をすることが重要です。
個性のある歌が歌いたいのに真似なんてしていいの?と思う方もいるかもしれません。
ですが、学ぶというのは真似ることから始まる、とよく言うように、全く何も見本のない0の状態から完全なオリジナルを作ることが出来る人などいません。
どんなボーカリストも必ず誰かに影響を受けて今の歌い方になっていっているのです。
例えば、DREAMS COME TRUEのボーカル、吉田美和さん。
吉田美和さんはかつてラジオにてこのような発言をしています。
「小さいころから自分の好きなボーカリストを見つけたら、歌わずに耳だけでその曲を100万回くらい聞く。何度も細かいところまで全部全部聞いて、次はそれをそのままそっくり歌えるように100万回くらい歌うことをしていました。そうすると100万回過ぎたくらいから、最初はコピーだったものが自分のものになって出てくるんです」
100万回というのはさすがに少し大げさに言っている部分もあるかもしれませんが、これはまさに歌の細かいところまで聞き分ける歌唱分析を行い、その後に徹底的に真似をしていた、ということですよね。
他には、L’Arc~en~Cielのhydeさん。
超個性的な歌い方をするhydeさんですが、実は色々なボーカリストから影響を受けて今の歌い方を確立していったといいます。以前インタビューではこのような発言をしています。
喉にエフェクターをかけるイメージで色々な声を使い分けている
また、hydeさんは影響を受けたボーカリストとして、デヴィッド・シルビアンとNIRVANAのカートコバーンをあげていました。 hydeさんの音源とこの2人の音源をぜひ聞き比べてみてください。
■聞き比べ1
・L'Arc~en~Ciel HYDEさんのソロ曲 Angels Tale https://youtu.be/RyHch2nw180
・David SylvianのWaterfront https://youtu.be/85kx-MbIC-c
■聞き比べ2(特にサビを聞いてください)
・L'Arc~en~Ciel HYDEさんのソロ曲 MADE IN HEAVEN https://youtu.be/31uB6Wp_2G8
・NIRVANAのSmells Like Teen Spirit https://youtu.be/hTWKbfoikeg
他にも影響を受けたボーカリストは色々といると思いますが、この2人からの影響は特に強く感じ取ることが出来ると思います。
このように、どんなに素晴らしいボーカリストでも、必ず誰かの影響を受けて個性を確立してきています。もちろん、全員が歌唱分析動画のようにわざわざ文字に書き出してまで行っているわけではありません。
ですが、私が現在レッスンを行なっているプロのボーカリストの方達とプロを目指しているボーカリストの方達では、耳の良さの違いを感じる事が多々あります。プロの方はわざわざ文字にはしていなくても細かく歌を聞き分け、そこで得たテクニックや表現を自然と自分の歌に取り入れていく、という事をやっているのです。
歌唱分析をして、それをコピーをしていくことが個性のある歌い方を作り出す近道となるので、今後は是非こういった意識を持ちながら私の歌唱分析の動画を見てみてくださいね。
では、実際にコピーをしていく時のポイントを2つお伝えします。
- テクニックをコピーするのが目的なので、声質までコピーする必要はありません。声質まで真似しようとすると、それはものまね芸人のようになってしまいます。あくまでテクニックや表現の仕方を真似るという意識を忘れないようにしましょう。
- 必ず、1人ではなく色々なボーカリストをコピーしてみましょう。そうすることで、多彩なテクニックや表現を自分のものにしていくことができます。
歌のテクニックや表現というのは目に見えないものなので、それを言語化するにはやはり限界があります。ですから、私の動画を見て参考にしつつ、細かい部分は自分の耳で聞き取ることも実践してみてください。そうすることで更に皆さんの耳が育っていきますよ。
以上が歌唱分析動画の活用方法です。
そもそもテクニックや表現をコピーしようと思ってもそれを再現できる自由な喉がなければコピーはできません。自由な喉はこの歌唱分析だけでは作られないので、コピーをするだけではなく、必ずボイストレーニングもしっかり行ってください。
私のYoutubeチャンネルでは、再生リストにてボイストレーニングの動画と歌唱分析の動画は分けていくのでぜひ活用してくださいね!
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